ETFと投資信託のコスト比較2026 どちらが長期投資に向くか

目次

ETFと投資信託のコスト、何が違うのか

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投資を始めようとしたとき、「ETF(上場投資信託)」と「投資信託」のどちらを選ぶべきか迷う方は少なくありません。どちらも分散投資ができる商品ですが、コスト構造に大きな違いがあります。2026年時点では、両者の信託報酬(運用コスト)の差は縮まってきているものの、取引コストの性質が異なるため、自分の投資スタイルに合った選択が重要です。

この記事では、ETFと投資信託のコスト比較を軸に、どちらが自分に向いているかをわかりやすく解説します。

信託報酬(運用コスト)の差はどのくらいか

信託報酬とは、ファンドを保有している間ずっとかかるコストで、年率で表示されます。2026年現在、主要なインデックスファンドとETFの信託報酬は以下のとおりです。

商品タイプ 代表例 信託報酬(年率・税込) 購入時コスト
国内ETF(日経225連動) NEXT FUNDS 日経225連動型 約0.132% 売買手数料(証券会社による)
海外ETF(米国) VOO(バンガード) 約0.03% 売買手数料+為替コスト
投資信託(インデックス) eMAXIS Slim 全世界株式 約0.058% ノーロード(無料)
投資信託(アクティブ) ひふみ投信 約1.078% ノーロード(無料)

信託報酬だけを見ると、海外ETFのVOOが圧倒的に低コストですが、購入・売却時には売買手数料と為替スプレッドが発生します。一方、eMAXIS Slimシリーズのような投資信託は購入手数料が無料(ノーロード)で、信託報酬も0.1%を下回る水準まで低下しています。

なお、アクティブ型の「ひふみ投信」のように1%超のコストでも、運用実績によっては十分なリターンが得られる場合もあります。長期的なコストパフォーマンスを考える際は、コストだけでなく運用方針も確認することが大切です。

隠れコストと売買コストに注意が必要

ETFは株式と同じように市場で売買するため、以下のコストが追加でかかります。

  • 売買手数料:証券会社によって異なりますが、DMM株のように売買手数料が0円(国内株式)のサービスも増えています。
  • スプレッド(bid-askの差):ETFの買値と売値の差で、流動性が低いETFほど大きくなります。
  • 為替コスト:海外ETFを購入する場合、円→ドルへの両替コストが発生します。

投資信託の場合、購入・売却は基準価額で行われるためスプレッドは発生しません。また、楽天証券・SBI証券などの主要ネット証券では積立購入が100円から可能で、クレジットカード積立でポイントも貯まります。

ETFと投資信託のコスト比較をする際は、信託報酬だけでなく、これらの売買コストを含めたトータルコストで判断することが重要です。

用途別・投資スタイル別おすすめはどちらか

投資スタイル おすすめ 理由
毎月少額積立(1万円以下) 投資信託 100円から買えてノーロード、クレカ積立でポイントも貯まる
まとまった資金でリターン重視 ETF(海外) 信託報酬が極めて低く、長期保有でのコスト差が大きい
新NISAのつみたて投資枠 投資信託 対応商品が豊富、自動積立が設定しやすい
新NISAの成長投資枠 ETF・投資信託どちらも可 ETFも対象銘柄あり、上場ETFで柔軟な売買も選択肢
リアルタイムで売買したい ETF 株式と同様に市場時間中いつでも売買できる

証券口座選びもコストに直結する

ETFや投資信託のコストを最小化するには、利用する証券口座の選択も重要です。2026年現在、コスト面で評価が高い証券会社を紹介します。

DMM株は国内株式・ETFの売買手数料が0円で、シンプルな画面設計が初心者にも好評です。ETFを売買するコストを実質ゼロに抑えられるため、国内ETFを活用したい方に適しています。

松井証券は1日の約定代金50万円まで手数料無料という特徴があり、ETF・株式の取引コストを抑えやすいサービスです。また、投資信託の取り扱い本数も多く、iDeCo(個人型確定拠出年金)も充実しています。老後の資産形成を考える方には「松井証券iDeCo」も選択肢のひとつです。

さらに、ユニークな選択肢としてALTERNA(オルタナ)(三井物産グループのデジタル証券サービス)があります。従来の株式・ETFとは異なる私募ファンド型の運用が特徴で、分散投資先のひとつとして検討する価値があります。

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関連記事:松井証券の評判・料金をチェック

関連記事:DMM株の評判・料金をチェック

ETFと投資信託、コスト以外で選ぶポイント

コストは投資判断の重要な要素ですが、それだけで選ぶのは適切ではありません。以下の点も合わせて検討してください。

  • 分配金の扱い:ETFは分配金が自動的に出る場合が多く、再投資には手間がかかります。投資信託(特に累投型)は自動再投資が可能です。
  • 少額購入の可否:ETFは最低購入単位が1口単位のため、数千円〜数万円が必要なケースもあります。投資信託は100円から購入できる商品が増えています。
  • 新NISAとの相性:つみたて投資枠の対象は金融庁が認定した投資信託とETFに限られます。成長投資枠ではより幅広い商品が対象です。

2026年現在、インデックス型の投資信託は信託報酬が大幅に低下し、かつては「ETFのほうが圧倒的に安い」という常識は薄れています。少額積立を始めたい初心者や、自動積立で手間をかけたくない方には投資信託、まとまった資金で低コスト運用を重視する方にはETFが向いていると言えるでしょう。自分の投資スタイルに合った選択をすることが、長期的な資産形成につながります。

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