2026年7月現在、長期投資を検討する人が比較検討する二大ファンドが「ひふみ投信」と「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」です。どちらも人気は高いものの、運用哲学・コスト・リターン特性が大きく異なります。本記事では数字を軸に両者を徹底比較し、あなたの投資スタイルに合った選択肢を整理します。
ひふみ投信とeMAXIS Slim全世界株式の基本情報を整理する

マンション経営で年収アップ【Oh!Ya(オーヤ)】
![]()
【PR】ウルトラ投資アプリ【TOSSY】
![]()
おすすめランキング
伝統資産と異なる分散投資先
- 株式ファンド一辺倒のポートフォリオにオルタナティブ資産で分散
- 三井物産グループの信頼性と独自案件で投信比較に新視点を提供
- ひふみ・eMAXIS Slimと組み合わせてリスク分散効果を高められる
日本株特化のアクティブ投信
- 独自調査で日本の成長企業を厳選投資、プロの目利きが光る
- 2026年も続く国内中小型株発掘力で市場平均超えを狙う
- 直販型で運用報告が透明、長期投資家に根強い人気
NISAで始めるひふみ投資
- NISA口座でひふみシリーズに投資可能、非課税メリットを最大活用
- eMAXIS Slim全世界株式と異なりアクティブ戦略で差別化
- 積立設定が簡単で初心者でも長期資産形成に取り組みやすい
サービス比較表
| サービス名 | 運用スタイル | 信託報酬 | 投資対象 | 最低投資額 | NISA対応 |
|---|---|---|---|---|---|
| 三井物産グループのデジタル証券の資産運用サービス【ALTERNA(オルタナ)】 | オルタナティブ投資 | 案件による | 不動産・インフラ等 | 10万円から | 対象外(特定口座) |
| 日本の成長企業をメインに投資する投資信託【ひふみ投信】 | アクティブ運用 | 年1.078%前後 | 日本株中心 | 1万円から | 対応あり |
| <NISA口座開設>独自に発掘した成長企業に投資する投資信託【ひふみ】 | アクティブ運用 | 年1.078%前後 | 日本・海外株 | 100円から | つみたて・成長投資枠 |
各サービスへの申込み
預金でも株でもない、安定資産という新しい選択肢
![]()
ためて、ふやして、進化する。ひふみ投信
![]()
投資信託で資産形成 ひふみ投信
![]()
まず両ファンドの基本データを確認しましょう。
| 項目 | ひふみ投信 | eMAXIS Slim全世界株式 |
|---|---|---|
| 運用タイプ | アクティブ型 | インデックス型 |
| 信託報酬(年率) | 約1.078% | 約0.05775% |
| ベンチマーク | なし(独自運用) | MSCI ACWI |
| 主な投資対象 | 国内外成長株 | 全世界株式約3,000銘柄 |
| NISA対応 | 成長投資枠・つみたて枠 | 成長投資枠・つみたて枠 |
最大の違いは信託報酬の差(約1.02%)です。一見小さく見えますが、長期運用では大きな差につながります。
20年間の信託報酬コスト差をシミュレーションする
毎月3万円を積立投資し、年率5%のリターンが続いたと仮定してシミュレーションします。
- 積立期間:20年
- 月額積立:30,000円
- 税引き前リターン仮定:年率5.0%
ひふみ投信(信託報酬1.078%)の場合:
実質リターン≒3.922%として計算すると、20年後の評価額は約1,069万円(元本720万円)。
eMAXIS Slim全世界株式(信託報酬0.05775%)の場合:
実質リターン≒4.942%として計算すると、20年後の評価額は約1,217万円(元本720万円)。
その差は約148万円。信託報酬の違いだけで、20年間に100万円超の差が生じる計算です。コスト面ではeMAXIS Slim全世界株式に軍配が上がります。
アクティブ vs インデックス:リターン特性の違いを理解する
ひふみ投信はファンドマネージャーが独自に銘柄を選定するアクティブファンドです。設定当初から日本の中小型成長株への集中投資で高いリターンを記録してきた一方、2018年以降は大型化に伴う運用の難しさもあり、インデックスとの差は縮小傾向にあります。
一方、eMAXIS Slim全世界株式は約50カ国・3,000銘柄超に分散投資し、世界市場全体の成長をそのまま取り込む設計です。特定銘柄への集中リスクが低く、長期保有との相性は高いといえます。
重要なのは「アクティブファンドが長期的にインデックスを上回り続けることは難しい」という市場の実証研究です。短期的な超過リターンが期待できても、コストを差し引いた長期成績では多くのアクティブファンドがインデックスに劣後する傾向があります。
新NISA対応・税メリットの観点から比較する
2026年の新NISA制度では、つみたて投資枠(年120万円)と成長投資枠(年240万円)の合計最大360万円まで非課税投資が可能です。両ファンドともつみたて投資枠の対象商品に認定されており、NISAで購入できます。
非課税メリットを最大化する観点からは、コストが低いeMAXIS Slim全世界株式を長期・非課税口座で運用するほうが、複利効果とコスト差が相乗的に働きやすい構造です。
ただし、ひふみ投信もひふみのNISA口座(ひふみ直販)で積立可能であり、ファンドへの共感や応援したい企業への投資という観点から選ぶ投資家も一定数います。
どちらを選ぶべき?タイプ別おすすめ
両者の比較をふまえると、選択の基準は以下のとおりです。
eMAXIS Slim全世界株式が向いている人:
- コストを徹底的に抑えたい人
- 20年以上の超長期投資を考えている人
- 世界経済全体の成長に乗りたい人
- 手間をかけずに自動で分散したい人
ひふみ投信が向いている人:
- 日本の成長企業の発掘に期待したい人
- ファンドマネージャーの哲学に共感できる人
- アクティブ運用の超過リターンに挑戦したい人
コスト・分散・長期リターンの観点から見ると、多くの投資家にとってeMAXIS Slim全世界株式はベースとなる積立先として選ばれやすい選択肢です。一方、ひふみ投信はその運用哲学や日本株成長への期待を評価する人が、ポートフォリオの一部として組み込むスタイルが現実的かもしれません。
ひふみ投信のNISA口座開設はひふみ直販から
ひふみ投信に興味を持った方は、運営元であるレオス・キャピタルワークスが提供する直販サービス「ひふみ」からNISA口座を開設することができます。直販ならではのファンドレポートや運用報告会などのコンテンツも充実しており、投資初心者でも運用の考え方を学びながら投資を始めやすい環境が整っています。
なお、eMAXIS Slim全世界株式をはじめとするインデックスファンドへの積立を検討するなら、手数料体系や使いやすさで評価の高いネット証券を選ぶことが基本です。松井証券やDMM株など、取引手数料の低さと使いやすいアプリを提供する証券会社も、新NISA口座の開設候補として検討してみてください。
まとめ:コスト重視ならeMAXIS Slim、共感投資ならひふみ
ひふみ投信 vs eMAXIS Slim全世界株式の比較を数字でまとめると、コスト差は20年で100万円超に膨らみ、長期的にはインデックスファンドの有利性が高い傾向があります。一方、ひふみ投信は日本株中心のアクティブ運用として独自の存在感を持っており、どちらを選ぶかは投資の目的・期間・哲学次第です。
2026年7月現在、新NISAを活用した長期積立投資の主軸としてはeMAXIS Slim全世界株式、日本企業の成長を応援したい気持ちも大切にしたい人にはひふみ投信を一部組み合わせる、というポートフォリオも選択肢のひとつです。自分のスタイルに合ったファンド選びで、着実な資産形成を進めていきましょう。

